名入れ方法ガイド|シルク・インクジェット・熱転写・DTFの違いと選び方

    名入れ方法は「単色」か「フルカラー」かで決まります

    名入れには複数の方法があり、素材や用途、デザインの内容によって適した方法が変わります。まず押さえていただきたいのは、お持ちのデザインが「単色」なのか「フルカラー」なのかという点です。ここが決まれば、選べる方法はほぼ絞られます。
    なお『単色』には、色ごとに版を分けて刷る2色・3色のデザインも含みます。

    フルカラー印刷に向くデザイン:写真、手書きのイラスト、アニメ調の絵柄、多色のシンボルマーク、総柄
    単色印刷に向くデザイン:単色のロゴマーク、企業名、線と塗りだけで構成されたイラスト
    フルカラー印刷に向くデザイン:写真、手書きのイラスト、アニメ調の絵柄、多色のシンボルマーク、総柄
    フルカラー印刷に向くデザイン:写真、手書きのイラスト、アニメ調の絵柄、多色のシンボルマーク、総柄

    当店で選べる名入れ方法

    商品ページのお見積りシミュレーターで、その商品に対応した方法が表示されます。以下は代表的な方法の特徴です。

    シルク印刷(1色〜3色)

    色ごとに版を作り、インクを生地へ直接刷り込む方法です。広い面積をはっきり印刷でき、堅牢度が高いのが特徴です。色の指定はDIC・PANTONEの色番号で承ります。
    ※CMYK値での指定はできませんが、お客様にCMYKでご指定いただき、当店でDICの近似色をご提案することは可能です。(よく分からない場合はお気軽にご相談下さい)黒・白・金・銀は工場指定色となります。
    ロゴや社名を確実に、コストを抑えて入れたい場合の第一候補としてお勧めいたします。

    シルク印刷(1色〜3色)
    シルク印刷(1色〜3色)
    シルク印刷 キャンバスバッグへの印刷例
    シルク印刷 キャンバスバッグへの印刷例

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    シルク印刷 コットンバッグへの印刷例
    シルク印刷 コットンバッグへの印刷例

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    シルク印刷 不織布バッグへの印刷例
    シルク印刷 不織布バッグへの印刷例

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    インクジェット

    プリンターで生地に直接印刷する方法です。CMYK4色の顔料インクを使うためフルカラーの表現ができ、生地に馴染む自然な風合いが特徴。耐熱性・耐水性・耐光性に優れています。

    インクジェット
    インクジェット
    インクジェット印刷 キャンバスバッグへの印刷例
    インクジェット印刷 キャンバスバッグへの印刷例

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    熱転写

    デザインと糊を印刷した転写シートを、熱と圧力で生地に圧着する方法です。紙に印刷してから転写するため発色が良く、濃色の生地でも生地色に影響されません。細かいデザインやグラデーションが得意です。インクジェットでは印刷しにくいポリエステルやナイロンにも対応できます。

    熱転写
    熱転写

    DTF(フチなし熱転写)

    インクジェットで出力した転写シートを熱プレスする方法です。デザイン部分にのみ糊が付くため、従来の熱転写で必要だったフチが不要になり、絵柄を自然に再現します。綿・ポリエステルなど幅広い素材に対応し、傷・汚れにも強い仕上がりです。

    DTF(フチなし熱転写)
    DTF(フチなし熱転写)

    名入れ方法別の比較

    シルク印刷

    インクジェット

    熱転写

    DTF

    色数

    3色まで

    フルカラー

    フルカラー

    フルカラー

    写真

    グラデーション

    ×

    小ロット

    大ロット

    細かい線

    得意な素材

    ほぼ全素材

    布製品

    布(ポリ・ナイロン可)

    綿・ポリエステル等

    色指定

    DIC/PANTONEのみ

    CMYK

    CMYK・白

    CMYK・白

    金・銀

    黒白金銀は工場指定色

    ×

    ×

    ×

    ◎=得意 ○=対応 △=可能ですが苦手(仕上がりに制約あり) ×=不可

    迷ったときの選び方

    1. ロゴや社名を1〜3色で入れる → シルク印刷
    2. 写真やイラストを使う、数量が少ない → インクジェット
    3. 濃い色の生地に、はっきり色を出したい → 熱転写
    4. 絵柄のフチを出したくない → DTF

    印刷できる位置と大きさ

    商品ごとに印刷できる範囲が決まっています。各商品ページに印刷可能範囲の図を掲載し、入稿用テンプレートのPDFもダウンロードいただけますので、デザイン作成前にご確認ください。

    入稿データについて

    • Illustrator形式(.ai)またはPDFの完全データを推奨します。
    • 画像データの場合の目安:1色印刷は原寸600dpiのモノクロ2階調、フルカラー印刷は原寸350dpiでCMYK変換済み
    • ロゴ画像や手書きのラフからでも承ります。当店で印刷用データを作成し、仕上がりイメージをご確認いただいてから製作に入ります。
    • データのことがよくお分かりにならない場合でもご安心下さい。まずは現在データをお送りいただければ最適な方法をご案内させていただきます。

    細い線・小さな文字の目安

    名入れは素材の上にインクをのせるため、線が細すぎたり文字が小さすぎたりすると、かすれ・潰れの原因になります。再現できる細さは、名入れ方法と素材によって異なります。

    シルク印刷など名入れの実線幅の比較図。基準以上の太い線とロゴマークははっきり再現され、基準未満の細い線と文字はかすれる
    図1:実線幅の比較。線や文字が基準より細いと、かすれの原因になります
    名入れの抜き幅の比較図。塗りつぶした面の中の白抜きは、幅が十分なら鮮明に残り、狭いとインクが流れ込んでつぶれる
    図2:抜き幅の比較。白抜き部分が基準より狭いと、つぶれの原因になります

    「実線」は線そのものの太さ、「抜き」は塗りつぶした面の中で白く抜く部分の幅です。小さな文字は細い線の集まりです。文字を構成する線が実線幅の基準より細いと、かすれ・潰れの原因になります。

    名入れ方法ごとの線幅目安一覧表

    名入れ方法

    素材

    実線

    抜き

    シルク印刷

    コットン・ナイロン

    0.6mm

    0.8mm

    ワッシャーナイロン

    0.8mm

    1.2mm

    不織布・キャンバス・デニム・ポリエステル

    0.8mm

    1.3mm

    コットンリネン・ジュートコットン・シャンブリック

    1.0mm

    1.3mm

    コーデュロイ

    1.2mm

    1.2mm

    オーガニックコットンキャンバス※

    1.0mm

    2.0mm

    ジュート※

    1.5mm

    2.0mm

    インクジェット

    コットン・キャンバス

    0.5mm

    1.2mm

    熱転写

    布製品全般

    0.35mm

    0.5mm

    DTF

    布製品全般

    0.7mm

    0.7mm

    ジュート

    1.2mm

    1.2mm

    ※印の素材は、基準を満たしていても素材感のある仕上がりとなります。

    基準より細い線・小さな文字を含むデザインや、判断に迷うデザインは、ご注文前にデータをお送りください。印刷の可否を確認し、最適な名入れ方法をご案内いたします。

    両面に印刷したい場合

    表面と裏面の両方に印刷できる商品もございます。ただし商品によって裏面で選べる方法が異なるため、シミュレーターの表示をご確認ください。両面印刷は片面より納期が延び、シルク1色で7日以上、DTF・インクジェットで12日以上、熱転写・多色シルク(2色以上)で20日以上が目安です。

    ご不明な点は

    「やっぱり名入れのことはよく分からない」「自分のイメージする印刷方法がどれか分からない」という場合もご安心下さい。まずは、どのような画像形式でも結構ですので名入れしたい内容をお見せいただけましたら、最適な名入れ方法をご案内させていただきます。